保釈保証金が10億円!ゴーン被告の保釈金の行方は?
お昼のニュースでゴーン被告の
保釈が決まったと報道されました。
その保釈金は、なんと10億円!!
「10億円も払って保釈してもらうんだ~。」
と思った反面
「保釈金の10億円はどうなるんだろう?」
と疑問に思ったので、
保証金は最終的にどうなるのか
調べてみました。
保釈金とは
保釈金の正式名称は、保釈保証金といいます。
逮捕された被告人が保釈してもらうために
裁判所に納付するお金のことをいいます。
保釈金は保釈中にトラブルを起こさず、
裁判にも最後まできちんと出席すれば
判決後に全額返金されるそうです。
つまり、被告人が保釈後に
証拠隠滅や逃亡をしないように
お金を人質(?)にする、
という感じでしょうか?
ということは、
ゴーン被告の支払った10億円も
ゴーン氏が何かトラブルを起こさない限り
裁判後にはゴーン氏に返金されるんですね。
てっきり支払われた保釈金は
裁判所の収入になると思ってました(;^_^A
ただし、何かトラブルを起こしたり
理由なく公判期日に出頭しなければ
保釈金は没収されるそうです。
保釈金の金額の基準は?
保釈金の金額は裁判官が
被告の所得に応じて決定するそうです。
保釈金の金額が一律でないのは
釈放の担保として支払われるという性質上
被告人にとって返金されないと困る金額
というのが目安になるので
資産家であるゴーン被告の保釈金が
10億円となったようです。
たとえ返金されるとはいえ
10億円を支払えるなんてスゴイ
というのが実感です。
保釈金を払えない場合はどうなるの?
被告人の中には保釈金を支払いたいけれど
もしかしたら
現金がなくて保釈金を用意できない
という場合もあるかもしれませんよね。
ゴーン被告は違うと思いますが(;^_^A
そういう場合は
- 保釈金と同等のもので支払う
- 日本保釈支援協会の立替制度
- 全国弁護士協同組合連合会の保釈保証書
などの方法もあるそうです。
なにはともあれ
「被告人」にならなければ
保釈金が必要になることはないわけですよね。
まとめ
ゴーン被告が10億円の保釈金を支払って
保釈されることとなりました。
その保釈金は裁判後には
ゴーン被告に返金されるそうです。
今回、保釈金の金額を知ったことで
被告人のゴーン被告がどれだけお金持ちなのか
よーくわかった気がします。